まず覚えてほしい名前:地域包括支援センター
**高齢者に関する「よろず相談所」**です。全国の中学校区ごとに設置され、保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーが常駐しています。
- 介護保険の申請代行、サービスの紹介
- 認知症かもしれない段階の相談
- 介護と仕事の両立、家族の悩み
- 虐待・消費者被害・成年後見などの権利擁護
相談は無料、本人でなく家族だけでも、まだ診断前でも構いません。お住まいの担当センターは「市区町村名+地域包括支援センター」で検索するか、市役所に電話すれば教えてくれます。
目的別の相談先
| 困りごと | 相談先 |
|---|---|
| 介護全般・どこに相談すべきか不明 | 地域包括支援センター |
| 認知症かも?受診先を知りたい | かかりつけ医、地域包括支援センター、認知症疾患医療センター |
| 介護サービスの調整・変更 | 担当ケアマネジャー |
| 若年性認知症(仕事・お金) | 若年性認知症コールセンター 0570-011-000(詳しくはこちら) |
| 家族の気持ちを聞いてほしい | 認知症の人と家族の会 0120-294-456(平日10:00〜15:00) |
| 医療費・生活費の心配 | 市区町村の福祉窓口、病院の医療ソーシャルワーカー(MSW) |
| 行方不明の心配 | 市区町村の見守りSOSネットワーク(事前登録)、緊急時は迷わず110番 |
| 財産管理・契約が心配 | 地域包括支援センター、社会福祉協議会(日常生活自立支援事業)、成年後見制度 |
| 虐待かもしれない(自分が手を上げそう、を含む) | 地域包括支援センター(通報・相談は匿名可) |
「認知症カフェ」「家族会」という居場所
- 認知症カフェ: 本人・家族・地域の人が気軽に集まる場。月1回程度、多くの市区町村で開催されています。情報交換の場としても貴重です
- 家族会: 同じ立場の家族と話せる場。「ここでしか話せないことが話せた」という声が多く聞かれます
開催情報は地域包括支援センターや市区町村の広報紙に載っています。
電話ひとつ、それが第一歩です
相談窓口に電話するのは勇気がいります。でも、窓口の人たちは「もっと早く来てくれたらよかったのに」といつも思っています。問題が大きくなる前の相談ほど、選択肢が多いのです。「こんなことで電話していいのかな」と思う内容こそ、電話してください。
連絡先・受付時間は変わることがあります。最新の情報は各窓口にご確認ください。